聖なる谷ツアー|参加者は私ひとり、モライ・マラス・チンチェロへ【南米・中米16日間④】

海外旅

マチュピチュを見た翌日。

この日は、オリャンタイタンボからクスコへ移動しながら、聖なる谷を巡るツアーに参加しました。

普通ならクスコ発のツアーが多いのですが、私はすでにオリャンタイタンボに滞在中。

しかも大きな荷物もある。

「観光しながら、そのままクスコまで連れて行ってくれるツアーないかな?」

と探して見つけたのが、GetYourGuideのオリャンタイタンボ発ツアーでした。

ただし。

結構高い(笑)

2万5千円超。

クスコ発ならもっと選択肢があるのに、オリャンタイタンボ発はかなり少なくて、明らかに割高。

でも、荷物を持ったまま移動できて、観光もできる。

「まあ、これは移動費+観光代だと思おう」

と予約しました。前日ぎりぎりかけこみセーフ。

参加者一人だけのツアー開始

朝8時ごろ、ホテルまでお迎えが来ました。爽やかなお兄さん。英語も聞き取りやすくてよかった。

車に荷物を積んで出発。

そしてすぐに気づきます。

参加者、私だけ。

え。

私ひとり?

ガイドさんは男性。

ドライバーもいる。

急に、

「これ、詐欺かな?誘拐されたらどうしよう😨」

という考えが一瞬よぎりました😂

私の荷物で埋まった後部座席

もちろん何事もなく、結果的にはとてもいい一日だったのですが、最初は少しだけ警戒しました(ガイドさんごめん笑)。

ひとり旅をしていると、

「この人を信用して大丈夫かな」と自分で判断しないといけない場面も多い。

ちょっと緊張しつつ、最初の目的地へ向かいます。

遺跡めぐり①オリャンタイタンボ遺跡

まずはオリャンタイタンボの遺跡へ。

ここでは周辺の遺跡をまとめて回れる共通チケットを購入しました。

主要遺跡一日周遊券。70ソル(約3200円)

前日にマチュピチュを見たばかりでしたが、また違う面白さがあります。

山の斜面に沿うように作られた段々畑や石組み。

高さ170cmほどの抜け口。当時のインカ人は背が低めでした。

「どうやってこんな場所に、こんなものを作ったんだろう」

と思わずにはいられません。

ガイドさんの説明を聞きながら進んでいくと、ただ遺跡を見るだけではなく、

当時の人がここでどう暮らしていたのか

を想像できるようになってきました。

遺跡上からの景色もなかなか。太陽の位置が計算し尽くされた設計。

遺跡めぐり②モライ

この日、一番好きだったのはモライ遺跡。

最深部と最上部では5〜10度ほどの温度差があるそう。できる作物も違うとか。

円形の段々畑が何重にも重なっていて、上から見るとすごく独特。

見た目が面白いのはもちろんですが、

ここで一番印象に残ったのは、

インカの人たちの頭の良さと、土地に合わせて暮らしていた感じが伝わってきたこと。

遺跡を見るというより、

「この場所で、昔の人たちはどう工夫して生きていたんだろう」

と想像するのが楽しかった。

マチュピチュは「壮大さ」に圧倒されたけど、モライはもう少し、

暮らしや知恵が見える場所

という感じでした。

遺跡めぐり③マラスの塩田

続いて、マラスの塩田へ。

山の斜面に、白い塩田がびっしり。

遠くから見ると、

「何これ?」

というくらい不思議な景色。

近くに行くと、一つひとつ小さな区画になっていて、その数にも驚きます。

さらに驚いたのは、田んぼと田んぼの間の仕切りを縫うように、おじさんが塩の袋をかついでひょいひょいって移動していること。聞くと50kgあるらしいです。

近くのお土産屋さんでは、塩や塩チョコレートなども売っていました。

私は料理用にハーブソルトを購入。

こういう“その土地っぽい調味料”は、旅行中のお土産としてかなり好きです。

ランチはまさかのツーショット

お昼はレストランへ。

ここでちょっと予想外だったのが、

ガイドさんも一緒に食べる。

私はてっきり、ツアーガイドって参加者が食事している間は別行動するものだと思っていました。

でもこの日は参加者が私ひとりなので、

普通に向かい合って二人でランチ。

心の中で、

「これ、デートやん」

と思っていました😂

もちろん普通にツアー中のランチなんですが。

食事をしながら、いろんな話をしました。

観光の話だけじゃなく、普段の生活や仕事の話も。

分からないことがあると、その場で一緒に調べたりしてくれるガイドさんで、距離感も自然。

時間が経つにつれて、ガイドさんへの信頼度も上がっていったのは確かです。

「誘拐されたらどうしよう」とか思っててごめんなさい(笑)。

マチュピチュ村でも思いましたが、ペルー料理は盛り付けがとても綺麗。

サーモンのグリル?的な。おいしくて、このランチはかなり印象に残っています。

遺跡めぐり④チンチェロ

最後に向かったのはチンチェロ。

この頃には、朝からずっと観光していたこともあって、かなり疲れていました。

ガイドさんがいろいろ説明してくれていたのですが、後半は正直、

情報が頭に入ってこない😂

それでも、街の雰囲気や景色は印象的。

「今日はもう十分見たな」

という満足感と疲労感が同時に来ていました。

結果:大満足

そのままクスコのホテルまで送ってもらって、ツアー終了。

朝8時から一日かけて、

オリャンタイタンボ
↓
モライ
↓
マラス
↓
チンチェロ
↓
クスコ

と移動。

荷物もずっと車に積んでもらえたので、自分で移動する手間もなし。

予約するときは、

「2万5千円超……高いなあ」

と思いました。

でも終わってみると、

移動もできて、観光もできて、ほぼプライベートツアー状態。

結果的にはかなり満足しています。

インカの“暮らし”を想像できた日

前日のマチュピチュでは、

「こんな場所にこんな都市があるんだ」

という壮大さに圧倒されました。

でも聖なる谷を巡ってみると、

もう少し人の生活が見えてきた気がします。

土地をどう使うのか。

何を育てるのか。

どうやって自然の中で暮らしていたのか。

ただ「遺跡をたくさん見た日」ではなく、

インカの人たちの暮らしが、少しだけ立体的に見えた一日。

そんな印象が残っています。

……とはいえ、

朝は「誘拐されたらどうしよう」と思っていたのに、

最後には彼の優しさにちょっとキュッとなる場面も(笑)

旅って、一期一会。何が起こるか分からないのも、醍醐味です。

翌日は、さらに標高の高い場所へ。

この旅で一番体力的にしんどくて、

そして、なぜか一番記憶に残る一日になります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました